魅了する「書」の世界

習字の作品

博古社へのいざない

筆を持つことを人生の糧として、
書の奥深さに触れてみませんか。

「博古」(はっこ)は、古(いにしえ)に 博く(広く)深く通じる意。
忠実な古典主義でもって、篆・隷・楷・行・草、歴代の各書体から、
現代表現としての漢字仮名交じり書まで。
各人の持ち味に合った表現スタイルを追求。
もちろん実用的な書や手紙書といった基本を重んじ、用美一体の
精神を大切にしております。
筆を持つことを人生の糧として、書の奥深さに触れてみませんか。

習字の作品

魅了する書の世界

~静の中の静を味わう~

子供の頃のお習字は、正しく・美しく・集中力を養う...ということが
専らの目標であったと思う。
大人も もちろんそうだが、それに加えて、心の安らぎを求める
ウェイトの大きさに意義があるのだろう。

罫線もマス目もない真っ白な紙に向かう。
そして、柔らかな筆に、たっぷりと香り高い墨を含ませ、今まさに
書こうとする「静かな高揚感」は何にも変えがたい尊いものがある。

筆を執る事は、取りも直さず自分を見つめること。
日々の営みの中には静と動があって、人はそれを案外上手く切り替え
ながら、生活に抑揚をつけて、様々なリセットを営んでいるが、
書の魅力は更にその奥にある「静の中の静」を味わうことにあるので
はなかろうか。そこに、自身の考えや行動を深く顧みることができる
良さがある。

その人の生き様は顔に刻まれると言われるが、書線はまさに、
その時その時の自身を如実に表す心の鏡といっても過言ではない。

博古社代表・松村 博峰
習字の作品